2017.08.5 平和への祈り
終戦から72年目の夏を迎えました。
核兵器の廃絶と世界平和を願うシンボルとして1964年に点火された
広島平和記念公園の「平和の灯(ともしび)」は、
地球から核兵器がなくなる日まで燃え続けます。
しかし現在、世界には15000発を超える核兵器が存在し、
しかもその威力は72年前を遙かに上回ります。
自由と平等と平和の実現を目的とした民主主義の社会が
国民一人一人の良心と見識によってつくられているということは、
誰もが知るところでしょう。
「平和の灯」が消えるために、
すなわち、本当の意味で共存共栄の世界になるための礎は、
私たち一人一人の 真実への学びと行動にあるのです。
誰もが、「過去と未来を繫ぐ橋」という役割をもって生きています。
過去から受け継いだ自身の生命を
どのように活かしてゆくのかを沈思黙考し、
また、平和が続いている日本に暮らす奇跡に
深く感謝申し上げ、
御魂のご冥福を
身を臥しお祈り申し上げております。