2018.01.2 謹賀新年
「彩鳳舞丹霄(さいほう たんしょうにまう)」『五家正宗賛』
明けましておめでとう存じます
皆様には佳いご新年をお迎えのことと拝察申し上げ
心よりお慶び申し上げます
冒頭の禅語は、
お正月に床の間に掛けられることの多い句です。
昔の人は、鳳凰は、聖君によって世の中が平和に治まっている時に出現する瑞鳥であると考えました。
その五色の鳳凰が丹霄(真っ赤な大空)を優美に舞っているという、壮大かつ縁起のよい情景が謳われています。
本年が、皆様にとりまして鳳凰のごとくエネルギーに溢れ、益々お幸せな1年でありますように。
また、社会においては、この句のように各国に聖君があらわれ、武力ではなく「自他への思いやりの心」を土台とした真の共存共栄へと舵を切る元年となりますことを、心から願う次第でございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。