2018.03.1 審美眼
三寒四温のみぎり、
皆様にはいかがお過ごしでしょうか・・・
さて、今日はファンの方のリクエストにお応えし、
仮想と現実をテーマに、
「審美眼の養い方」のエッセンスについてお話をさせて頂きます。
仮想通貨を筆頭に、世界中で様々な分野における「仮想」と「現実」について論じられ、
その仕組みづくりも急速に進んでいます。
皆様も見聞きなさることがありますでしょう。
このことについてまず認識しておくべきことは、
「現在“仮想”と言われる事柄も、“現実”と言われる事柄も、
人間が作り出した概念である」
という事実です。
実際に、現代人の多くが「仮想」と捉えられている事柄の中には、
古代の人々にとっては「日常」であったものが数多くあります。
経済もその一つです。
さらに、「宇宙」という生命の単位から俯瞰して見てみましょう。
すると、宇宙の中で起きていることはすべて「現象」であり、
地球に生きる人間が生み出した事柄もすべて現象である
ということがお分かり頂けるかと存じます。
その現象に良い悪い、幸・不幸、古い新しい、仮想・現実などの「価値」をつけ、
その価値観を浸透させることによって「群れ」という社会を構築しながら繁栄して参りましたのが「ヒト」の歴史です。
ブロックチェーンや新型決済などは、
今後の行政・企業・経済を中心に、
あっという間に世界のスタンダードになってゆくことでしょう。
しかしこれらも、今お話しした「現象」の一つであり「歴史」の一部であることに何ら変わりはありません。
いつも申し上げることではありますが、
このような本質をしっかりと捉えそれを思考の基軸とすることが、
あらゆる物事に対処する際の基本です。
すると自ずと、自身の中に天与されている「環境適合能力」が発揮され、
未来のために必要な事柄も分かるようになります。
あなたの内側から出てきたそれは積極的に勉強をしてまいりましょう。
その勉強がブロックチェーンの人もいれば、
自給自足の方法の人もいる・・・という具合に、
一人一人個体差があることを忘れずに。
自分の居場所をしっかりと守りながら、
同時に多様性受け入れ、他者と共存してゆくことが大切です。
今日はここまで・・・
お目通し賜り誠に有難う存じました。
どうぞお幸せな一日をお過ごしくださいませ。