2018.03.13 美徳とともに
春の風は、環境の変化も運んでまいりますね。
皆様にはいかがおすごしでしょうか。
さて、昔の日本人は、
「お天道様がみていらっしゃる」と申しました。
この言葉には「だから、自然の理に反する非道はしてはならない」という
教えがこめられています。
地球のはじまりは混沌。
ゆえに地球も社会も人の心も
様々な要素が混在して一つの形を為しています。
そのような中で
「お天道様がみている」という概念は、
躾や仕事やご近所づきあいなどの日常生活に浸透していました。
人生にしばしば訪れる難しい局面においては、
自分の腹を決める際の指針にもなっておりました。
勇気を出して行動する時、
孤独だけれど不安だけれど
正しいと信じる道を歩いてゆこうとする時には特に、
「美徳」は「芯」となり「信」となって、
わたくしたちの心を強く明るくしてくれることと存じます。
変化は進化の証。
美徳を軸に据えてポジティブに乗り越えて参りましょう。