2018.08.6 平和への誓い
広島に参ります時には、袋町小学校平和資料館に伺います。
被爆によって壊れた扉と窓
炭化した木レンガが残っている壁
行方不明の家族を探す文字が書かれている壁など、
原爆が投下された当時のままの小学校の一部が
資料館として現存しています。
伝言文字が残されている壁のある部屋に黙座し、
原爆で犠牲となられました御魂に深く哀悼の誠を捧げ、
生きて尚、 地獄のような苦しみにあられました大勢の被爆者の方々に
身を臥しお祈り申し上げます時間は、
文化・教育の面から平和活動を行う一人の人間として、
その決意を一層強くする時間でもあります。
今日も地球のどこかで、
戦争やテロによって命を落とす方がいらっしゃる。
それを望まぬ子どもたちが戦闘員として訓練され、
無差別の殺戮を仕込まれている。
こうした現実から目をそらさずに、
戦後の日本という平和な国に生まれ生きている奇跡を
十分に理解し、感謝申し上げ、
共存共栄の社会、すなわち、真に平和な社会の実現という目標に向けて
皆で手を携え、力を尽くして参りますことを誓います。