2019.11.13 大嘗祭に寄せて
天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ
(万葉集 巻第二十・大炊王)
淳仁天皇が皇太子(大炊王:オホヒノオホキミ)であった天平宝字元年4月(757年4月)に詠まれた御歌。大嘗祭によせて、「令和」の出典の一つである「万葉集」より、若き皇太子が決意を謳った一首を選んでみました。皆さまなら、どのような句をお選びになりますでしょうか?
言葉・語り Maria Kozuki
音楽 「Blessed Life 〜生命礼讃」
作曲 Maria Kozuki 編曲 Yu Takao
天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ
(万葉集 巻第二十・大炊王)
淳仁天皇が皇太子(大炊王:オホヒノオホキミ)であった天平宝字元年4月(757年4月)に詠まれた御歌。大嘗祭によせて、「令和」の出典の一つである「万葉集」より、若き皇太子が決意を謳った一首を選んでみました。皆さまなら、どのような句をお選びになりますでしょうか?
時代と共に、礼儀作法の詳細も変化いたしますのは自然なことでしょう。
それでもなお古今東西変わらぬものを真髄と申しますならば、
プロトコール&マナーの真髄とは、「生命を尊び敬う心とその行い」であると存じます。
敬う心を抱き続ける努力、敬う心をその都度相応しい振る舞いや形で現し続ける努力・・・。社会全体はもとより、家庭の中でも職場でも、この努力を継続してゆく先に、本当の意味での平和というものもあると確信するのです。
当協会(一般社団法人日本プロトコール&マナーズ協会)ではこうした理念のもとに、教育と文化の面から礼儀作法の真髄を普及する活動を15年以上に渡り展開しております。
そして、この真髄を心技体ともに習得したプロトコール&マナーの指導家を育成する教育機関がノブレス・オブリージュアカデミーなのです。
さて、当協会の社会貢献活動として2010年に始まりました「自分力・日本力向上委員会~未来をひらく女性のプロジェクト~」では、今秋も東京都主催の食育フェアに参加し、テーブルマナー・レッスンのワークショップを行います。
「生命を大切にいただく心とその作法」を体験して頂くこのレッスンには、毎年、お子さまからご高齢の方まで実に幅広い層の方々がご参加くださり、大変お楽しみいただいております。
今年は祝賀パレードと重なりますが、ぜひその足で、会場の代々木にもお運び頂けましたら幸甚にございます。
今年も大勢のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
どうぞ素晴らしい晩秋をお過ごしくださいませ。
【東京都食育フェアでのテーブルマナーレッスン】
日時:11月9日(土)10日(日) 10:00~16:00
会場:代々木公園ケヤキ並木通り 50番ブース
内容:和食のマナーと洋食のマナーをクイズ形式で楽しく学びましょう!
費用:無料
度重なる災害によって被災されました多くの皆様に、心からの御見舞いを申し上げます。
このブログをご愛読頂いております方の中にも被害に遭われ困難の渦中にある方々がいらっしゃいます由、連日胸を痛めております・・・。どうか一日も早い復旧が為されますことを、日々深くお祈り申し上げております。
さて、10月22日には「即位礼正殿の儀」が執り行われます。新しい天皇が国の内外に即位を宣言なさるこの儀式は、遡ること古墳時代にその原型があると考えられています。古代日本の自然崇拝・神道・陰陽五行思想が渾然一体となって織りなす高御座や御装束など、一つ一つが持つ正統の美しさ・歴史・それらを承継し続けてこられた大勢の志と技・・・こうしたものも味わいながら拝見したいと思います。
また、180を超える国々の要人をお招きするにあたり、プロトコールも勉強することができますね。ノブレス・オブリージュアカデミーの生徒様は、序列・国旗・服装・挨拶・警備体制など、メディアが配信するニュース見聞きしながら、ご自分がどこまで解釈できるか試してみましょう。例を挙げますと、21日の迎賓館における安倍首相と要人の会見では各国に違いがあります。また、友好関係にない国同士を同じホテル(宿泊先)にしないことや、要人の車両の秒刻みの管理など、アカデミーで学ばれたプロトコールや国賓接遇が実際に行われていることを確認することもできます。
この後も続く御即位の儀礼も、外交も、私たちの生活も、すべては大自然の中にあるものです。
謙虚を常として分を弁え、威儀を正して過ごして参りたいと存じます。
透過雲関無旧路 青天白日是家山
機輪通変難人到 金色頭陀拱手還 『投機の偈』
一旦雲門の関を通過してしまえば一切の煩悩執着から解放され
一片の雲もなく真っ青に晴れ渡った心境である
宇宙の動きや真理には誰よりも通じ
迦葉尊者(釈迦の十大弟子の一人)でさえも
手を拱いて立ち去るしかない
面白いもので、物心ついた頃からほとんどすべての人が、
自分は人間であると思っていることでしょう。
ですが、「どうして自分を人間だと思っているのですか?」
「人間という概念はいつ誰が何のために創り出したものですか?」
という問いに自信をもって答えられる人は、滅多におりません。
・・・ということはつまり、
大多数の人が、他者が作り出した意図の中に住み、
思い込みの人生を生きているということです。
新しい次元の時代では、
自分という存在を根本からコントロールされている人が
最も弱いのです。
わたくしがこのブログでも度々申します
「圧倒的な自分をつくる」ということのファーストステップは、
「なぜ人間という概念・思想がつくられ、今日まで継続しているのか」
という壮大な内容について学び、明確な答えを持つことから始まります。
すると、「自分」というものを、未だかつてなかった斬新な視点をもって、しかも真っすぐに観ることができるようになって参ります。
そこから浮かび上がってくる「自分の個性」というものの輝きは、
到底言葉に表せるものではありません。
一人の人生(一つの生命)は、それはもう大変な魅力を持っており、
他の追随を許さないものなのです。
11月30日には、
「新次元の時代に輝く『圧倒的な自分』のつくり方・磨き方」というテーマで
このようなお話をさせて頂きたく存じております。
マリアソサエティ主催のクリスマスセミナー&懇親会でございます由、
会員様とそのご同伴者様限定となりますことをご了承くださいませ。
http://mariafan.club/index.html
ファンの皆様にお目にかからせて頂けますことを
今から楽しみに存じております。